ウィンチケット&イーシンブン杯(FⅡ)

開催日時 2024年3月20日(水)・21日(木)・22日(金)
開催場所 松山競輪場
出走表 出走表 コンビニで出走表が無料で出力できます。詳しくは コチラ
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スーパーアドバイザー
山口幸二

選手インタビュー

初日勝因敗因

1R



レース総評
前で受けた小浦が突っ張るフリして5番手まで下げ、高鍋の逃げを2コーナーから一気に捲り切った。番手の宝満は離れずぴったり続いたが、3番手の岡崎は踏み出しで口が空いてしまい、高鍋のハコから関根がスイッチして3着に入る。



動きチェック

1小浦 凪

大好きな捲りで一番人気に応えるゴール。準決でも勝ったり負けたりしている選手だし、予選ではさすがに脚が違った。

2宝満 大作

直線があと5メートル長ければ小浦のことを差していたかも。踏み出しから離れる雰囲気もなかったし悪くはなさそう。

3関根 彰人

先行の番手で前残りの3着。頑張って外の捲りを止めにいったがスピードが違いすぎた。

4高鍋 邦彰

普段のスタイルからも押さえ先行は厳しい。ペースでうまく駆けたように見えたが、バック線までしかもたなかった。

5岡崎 昭次

長欠明けで今年の初戦となったが、捲りの3番手で千切れてしまう。ヘルニアの手術明けということで本調子には遠そう。

6喜納 隆志

荒っぽい、強引な走りもたまに見るが、今日はライン3番手のレースで流れ込みの4着。

7長谷 俊昭

単騎のレースで先手ライン。捲られた高鍋、離れた岡崎を拾っただけでも…。
 
2R



レース総評
車番の悪い梶原のラインが前からになり、車番のいい吉岡のラインが後ろから。この時点で本命党の人は嫌な予感がしたかも。レースは吉岡の本線がゆっくり押さえて単騎の清水と吉成も乗っていったが、下げた6番手から梶原が鮮やかに捲って1着ゴール。吉岡を利した近藤が2着、捲られた吉岡が3着で、梶原マークの松本は千切れて大敗。



動きチェック

1近藤 誠二

クイックに動いて外の捲りを牽制したが、イエローライン付近を「違うスピード」で行かれてはどうにもならない。前が捲られてからは、ちょっと待って、直線に入って踏んで伸びた。

2吉岡 伸太郎

そんなに悪い駆け方ではなかったと思うが、競走得点で4点下の梶原にスコーンと捲られてしまった。この結果には本人もファンもビックリ。

3大庭 正紀

4番の清水に内から当たられなければもう少し伸びて3着だったかもしれない。昔のS級では穴をよく出していた選手だし、それを考えたら近況はやや物足りない。

4清水 広幸

想定通りの展開で、あとはどこまで突っ込めるかだったが、なかなかコースを見つけられず終了。

5梶原 大地

病欠明けの復帰戦は6番手からの捲りで快勝。スタートで前を取ってくれた松本には感謝しかないだろう。 

6松本 大地

離れず付いていけば2着だったが、踏み出しであっさり離れてしまった。

7吉成 晃一

九州でまとまらず1人で走ったのはやる気の表れ。点数以上に脚のあるイメージだし、敗者戦のどこかで穴をあけるかも?
 
3R



レース総評
前受けの石塚が瀬口の上昇を突っ張り赤板2周先行。中団から捲る玉村も良いスピードだったが、中野の厳しいブロックで勢いは止まり、これに助けられた石塚が逃げ切った。仕事した中野はゴール前でバランスを崩し、諦めず踏み続けた玉村が何とか2着。



動きチェック

1石塚 慶一郎

先行より捲りが得意な今どきの若手だが、今日は赤板から突っ張って2周逃げた。この気持ちに番手の中野も熱い仕事で応えてくれたし、ラインのありがたみを感じるレースとなった。

2中野 智公

結果だけ見れば「ハコ3」だが、番手で何度も良いブロックを見せた。ガッツ満点!

3乾 庄平

 玉村の捲りが飛んでこなければ3番手3着だったが、展開的にも4着がやっとというレース展開。

4玉村 元気

発走機での変身ポーズはいつも通りで迫力があったが、実際のレースもなかなかの迫力で、大本命の石塚を捲ってしまいそうな勢いだった。この感じなら2日目以降も楽しみ。

5山本 貴章

何歩目で離れたかは分からないが、玉村の捲りに比較的あっさり離れてしまった。 

6屋宜 浩二

確かに展開も悪かったが、途中から口が空いて1人大きく遅れてしまう。近況の数字通りで状態不安。

7瀬口 匠

車番のいい本線が前から突っ張り、後ろになった支線の選手は押さえにいくもブーメランで元の位置。チャレンジでよく見る負けパターンだし、これはちょっと仕方ない。
4R



レース総評
福田と日浦の3番手取り合いはインの福田に軍配が上がり、強引に捌いてからの2角捲りで川本-小林を軽々飲み込んだ。この後ろはいつの間にか金山となっていたが、マークを外した井手が3番手から意地の中割りで2着に突っ込む。




動きチェック

1福田 要

単純な先行捲りではなく自在性も兼ね備えている若手。今日みたいに捌いて捲るレースは、ある意味、この人の得意パターン?

2井手 健

金山に降りられマークを外したところはいただけないが、そのあとのリカバリーはさすが。ただこの手のレースは2着だからOKという人と2着でもダメという人で意見は分かれそう。

3金山 栄治

うまく内に降りて福田の捲りに続いたが、最後は余力なくいっぱいに。

4日浦 崇道

セオリー通りのレースなら川本を切ってそのまま駆けるか福田を待つかだが、あえて切らずに一番強い福田をフタ。考え方は分かるし理解もできるが、結果的に捌かれているので組み立て失敗と言うしかない。

5松丸 裕紀

井手が遅れたことで「1車分」後ろになったが、最後外に持ち出した脚勢はまずまずに見えた。

6小林 健

真後ろから89点選手のマッハ捲りだし、さすがにあれは対応できない。

7川本 琢也

あのまま3番手の併走が長引いていればワンチャンあったかもしれないが…。車番通りの着順でまたしても予選敗退。
5R



レース総評
ジャン前に押さえた竹澤がぐーんとペースを上げ、6番手に置かれた梅崎は捲り不発、中団の吉武も全然動けず、ゴールは絶好ハコ回りの加藤が楽に抜け出し1着スタート。逃げた竹澤もよく粘ったが、3番手の松尾がタイヤ差勝っての2着流れ込み。



動きチェック

1吉武 信太朗

加藤が車間を空けていたので仕掛けるのを躊躇してしまった感じ。結果がどうでも1センター、2コーナーでは捲りに行ってほしかった。

2梅崎 隆介

6番手に下げても巻き返すチャンスはあると思ったが…。竹澤が予想よりも強めに踏んだのが誤算だった? 

3今野 大輔

移籍前は松山所属の選手だったし、地元同然の気持ちで走っていたはずだが、任せた吉武が全く動けず脚を余してのゴール。

4竹澤 浩司

第3ライン評価を覆すパワフル逃げで中部3人上位独占。超が付くほどムラな選手だが、今日みたいにすんなり駆けたときは強い!

5本郷 雄三

ジャンも最終ホームも最終バックも一番後ろ。さすがに前が遠すぎた。

6加藤 寛治

車間を大きく空けての楽差しはお見事。昔も今もタテ型のイメージだし、無風のハコ回りなら余裕しかなかったか。

7松尾 淳

2着かな、3着かなのきわどいゴール前勝負を勝ったのは大きい。今日に関しては展開が一番だが。
 
6R



レース総評
前で泳がされた羽田野の逃げを2番手から藤田が捲り切ったが、「仕掛けが合った」渡部が藤田の後ろに追い上げる形となりゴール前一気。渡部をマークしていた中村が流れ込みの2着で、先捲りの藤田は3着に沈んだ。


動きチェック

1藤田 まりあ

あの捲りなら差されても2着に残りたかったが、真後ろに渡部では致し方なし。そんなに悲観するレースではないし次につながりそう。

2渡部 遥

人間、努力すればここまで強くなるのかという代表例のような選手で、昨年後半から「競輪」と「勝ち方」を覚えて自信満々。以前ならカマシ不発で飛んでいた展開だが、カマシの途中で追い上げにチェンジするなど、レースの幅も広がっている。

3中村 由香里

車番通り初手から地元の渡部にマークしたのは正解。最後は引き込まれるように2着に入った。

4永塚 祐子

みんなに見られて仕掛けがかなり遅くなったが、捲りのスピードはそんなに悪くなかった。もう少し前の位置で戦えれば2日目以降は勝負になる。

5大谷 杏奈

初手で藤田の後ろが取れたし大チャンスの展開だったが、ピッチが上がって藤田が仕掛けたときに遅れてしまった。もったいない。

6羽田野 愛花

スタートでポーンと前に出たが、泳がされ、泳がされ、真後ろの藤田にスコーンと捲られてしまった。

7福田 礼佳

終始後方で苦しい展開。永塚の捲りにも途中で離れてしまった。
7R



レース総評
普段からガンガン逃げている畠山にとって、すんなりの1周カマシは楽に感じたはずで、3番手から仕掛けた宇野、そのあと番手から捲った野口を両方併せて力強く押し切った。2着は野口、3着は宇野で、川嶋の後方捲りはわずかに届かなかった。



動きチェック

1野口 諭実可

番手におさまったときは1着当確と思われたが、畠山を捲ることができず悔しい2着。病み上がりの復帰戦ということで感覚も少し鈍っていた?

2畠山 ひすい

ペースが緩んだラスト1周から超強烈なカマシ逃げ。真後ろから捲ってきた野口を併せて勝ちきったのは評価できる。

3宇野 紅音

一瞬捲り上げたが、すぐに無理と判断して3番手に入り直す。最後は川嶋に迫れるも何とかギリギリ3着。

4川嶋 百香

初手で畠山の後ろを取れたしマーク一本と思われたが、畠山が仕掛ける前に内に差したのはちょっと謎。車間を詰める勢いで捲っていった脚色は悪くなかったが…。

5吉村 美有紀

見すぎて後方。最後も川嶋の捲りに乗ってきただけだし、もう少し攻める勇気が必要。

6日野 友葵

初手は一番強い野口のハコだったが、みんなが踏んだ最終ホームで遅れてしまう。

7亀川 史華

車番通り7番手からのレースで、ジャンから動きだしたが、前まで行けずに中途半端。
8R



レース総評
カマシ気味に押さえた青木を前受けの竹野が突っ張りきったが、打鐘から1週半はさすがに長かった? 竹野-加藤-西島で迎えた最後の直線は3番手の西島が楽々突き抜け快勝。ハコ回りの加藤が竹野を寸前交わして2着に入った。



動きチェック

1竹野 百香

来たのは青木1人だし、出して捲りでもよかったような気もするが、その勝ち方では納得できなかったのだろう。年々レベルが上がっているガールズの中でこれだけ走れているのだから強いのは間違いない。

2青木 美保

初手でどこにも入れず一番後ろになったのが大失敗。何とかしようとアクションを起こしたのは評価できるが、竹野に出させてもらえず厳しい流れになってしまった。

3西島 叶子

直前に松山バンクで合宿した成果もあると思うが、今日に関してはやはり展開が一番。いくら竹野が強くてもあれだけの距離を行けば厳しいし、サラ脚で3番手にいられたのが勝因だ。

4高橋 朋恵

中団を回って流れ込みのレース。マーク巧者の印象だが、最近はちょっと元気がない。

5加藤 恵

あの展開なら1着を取りたかっただろう。青木がなかなかやめてくれず、併走で脚を削られたのが最後に響いたようだ。

6黒沢 夢姫

最終ホームで1車追い上げ、そのあとはずっと外併走。位置的にどうにもならない感じだった。

7野崎 菜美

取れた位置で流れ込み。前回の別府は777のオールセブンだったが、今日のレースでは2人拾った。
9R



レース総評
加藤が先に動いてくれたおかげで奥井はかなり楽になった? 奥井の後ろには初手からマーカーの元砂で、ラスト1周から一気に叩くと、「逃げ切り-マーク」の二人の世界。叩かれ口の空いた加藤が佐伯の切り替え&杉浦の捲りを両方併せて3着に残った。



動きチェック

1奥井 迪

勝って当然と言えばそれまでだが、きっちり風を切って本命人気に応えた。ガールズの中でも「奥井さんが憧れ」という選手は非常に多いし、これから先もこのスタイルで頑張ってほしい。

2元砂 七夕美

車番的にも初手から奥井の後ろと決めていた感じ。一瞬加藤に飛び付かれそうになったが、そこを乗り越えてからは安心して見ていられた。 

3杉浦 菜留

奥井-元砂のカマシに反応が遅れてしまう。あそこをぴったり付けきっていればもっと楽になったはずだし、3着もしくは2着はあっただろう。

4加藤 舞

ジャンの2センターで自分から前に出たのもよかったが、それ以上に光ったのは奥井に行かれたあとの粘り腰。あの展開で3着に残ったのは価値があるし高評価だ。

5佐伯 智恵

奥井の3番手にうまくスイッチできなかった。地元で7着スタートはいたすぎるし、2走目の巻き返しに期待したい。

6川路 遥香

コメントはいつも自在。ペースはかなりスローに落ちたし、前まで行けるチャンスもあったが、体がフリーズしたのか後方のまま。

7浦部 郁里

初手で前の方にいられたのが大きく、最終的に加藤の後ろで4着流れ込み。
 

初日インタビュー

1R

 

小浦 凪

自力。ダッシュを活かした一撃の走りが一番得意です。それが嵌まると、準決、決勝も良い着を取れている。 
 

宝満 大作

岐阜ラインで小浦君の番手へ。こんなに強くなってからは初めてだけど、何度か連係はしている。ワンツーは覚えていないけど、いつも自分の着は良いイメージ。 
 

関根 彰人

九州で高鍋さんの番手へ。連係するのは、今回が初めてです。 
 

高鍋 邦彰

目標が不在で自分でやる番組だけど、自力をやめた訳ではないので。関根君と喜納さんに任せてもらったので自力勝負。 
 

岡崎 昭次

3番手を回れる岐阜コンビの後ろへ。ヘルニアの手術をしたので三ヶ月ぶりの実戦。甥っ子が養成所の試験を受けていたけど二次試験で落ちてしまった。だから、自分も、まだ頑張らないと。 
 

喜納 隆志

九州ラインの3番手を固める。練習はやり始めたので、そろそろ結果を出さないと。 
 

長谷 俊昭

わしだけ目標が不在。先手ライン、先手ラインを追走したい。 
 
2R

 

近藤 誠二

四国ラインで吉岡君の番手へ。予選は安定して良い着を取れているけど、前の自力選手が頑張ってくれるから。 
 

吉岡 伸太郎

自力。最近、調子が少し落ちている。だから馬のいるレースが良かった。ここをクリアすれば、吉武君や今野君の後ろを回れますね。 
 

大庭 正紀

清水さんにお願いして、3番手を回れる四国コンビの後ろへ。そこそこ成績はまとまっているけど、そんなに良い感じはしていない。 
 

清水 広幸

中部は目標不在ですか。大庭君は四国に行くみたいだし、ラインの切れ目から。 
 

梶原 大地

自力。高熱が出て、3日間ぐらい寝込んでいた。その後は、普通に練習をやってきた。2分戦だし後手を踏まない自力勝負。 
 

松本 大地

九州で梶原君の番手へ。四国でも松山は、あまり走っていない。昨年、2回、骨折していて、どっちも松山の配分が入っていたから。 
 

吉成 晃一

九州で連係しないで、決めずに走る。最近、そうやって自分でやっているけど、思ったより動けているので。それで大敗も少なくなった。 
 
3R

 

石塚 慶一郎

自力。前回の岐阜は叩いてしまった。もう少し、点数を上げられる様に頑張っていかないと。 
 

中野 智公

和歌山同士の石塚君の番手へ。人気になると思うし、きっちりワンツーを決めたい。 
 

乾  庄平

和歌山コンビの後ろへ。高久保雄介とかが来てくれ、一緒に練習をやっている。練習では、自力も決まるぐらい仕上がっているけど本番は違いますね。 
 

玉村 元気

自力。ここ2場所の予選は自力を出して1着と2着。山本さんと決まる様に。 
 

山本 貴章

中四国ラインで玉村君へ。また積極的に走っているみたいですね。自分も点数がないし、上げていかないと。 
 

屋宜 浩二

九州で瀬口君の番手へ。高松は体調不良で1本欠場した。 
 

瀬口 匠

自力。負け戦だと1着を取れているけど、勝ち上がりがダメですね。点数がないから外枠だけど、上手く仕掛けたい。 
 
4R

 

福田 要

自力。前回の武雄の初日は突っ張って4着。自分の距離ではなかったけど、ショックで2日目から、気持ちが入らなかった(苦笑)。今回は大丈夫だと思う。 
 

井手 健

九州で福田君の番手へ。成績は良くないけど、きっちりサポートしたい。 
 

金山 栄治

近畿で日浦君の番手へ。自分も前回の小倉の初日は1着だったので。 
 

日浦 祟道

成績通りで悪くはないと思う。金山さんと決まる様に仕掛けたい。 
 

松丸 裕紀

九州ラインの3番手。福田君も元々は千葉の選手。千葉繋がりで、番手とはいかないからね(笑) 。
 

小林 健

普段は玉野競輪場で開催指導員をやっている。岡山同士の川本君の番手へ。 
 

川本 琢也

自力。川崎はインフルエンザで1本欠場した。前々に攻めていきたい。 
 
5R

 

吉武 信太朗

自力。梅崎さんとの対戦はある。だけど僕は自力だったけど、梅崎さんは番手のレースだった。だから参考外ですね。前回の高松は、後ろに勝ってもらおうと思ったけど脚がなかった。 
 

梅崎 隆介

自力。この2場所、連続して優勝している。普段は、井上昌己さん達と、一緒に練習をやらせてもらっている。 
 

今野 大輔

中四国ラインで吉武君へ。結婚を機に岡山に移籍したけど、松山で育ててもらったので。 
 

竹澤 浩司

若い子が強いですね。ライン3車を活かして自力勝負。 
 

本郷 雄三

九州で梅崎君の番手へ。連係するのは初めて。失格があるから来期もA級です。 
 

加藤 寛治

前回の小倉は同県の内藤君が頑張ってくれ優勝する事ができた。松尾さんが良いと言ってくれたので竹沢君の番手へ。 
 

松尾 淳

ギリギリだけど、特選に乗れて良かった。点数通りで中部の3番手を固める。 
 
6R

 

藤田 まりあ

自力自在に。直前は前橋ドームで同期の神澤と一緒にトークショーとテレビ出演があった。緊張もしなかったし楽しかったですよ。 
 

渡部 遥

自力自在に。16日から3日間、熊本の西島叶子さんが来てくれ、一緒に合宿をやっていた。その成果を地元だし出したいですね。 
 

中村 由香里

自在に攻める。ずっと引退しないで選手をやっていきたいし、日々の生活が大事だと思っている。向日町の2日目に落車したけど大丈夫です。 
 

永塚 祐子

自力、自在に。 
 

大谷 杏奈

流れに乗れる様に頑張っていきたい。点数がないから、一戦、一戦、大事に走らないと。 
 

羽田野 愛花

自在に。負け戦だったけど、前回の最終日、地元で初めて勝つ事ができた。力を出し切るレースを心掛けているし、それができると成績が良いですね。 
 

福田 礼佳

いい位置を取りたい。リップサービスとかもしたいけど、その辺りは難しさを感じている。本当、ガールズ競輪を盛り上げていきたいのですが…。 
 
7R

 

野口 諭実可

自力。高熱が出て、3日間ぐらい寝込んでいた。インフルエンザとかでなく、普通の風邪でした。やはり、マーク1本では展開に左右されるし、自力を出すのは楽しいですよ。 
 

畠山 ひすい

自力。最近、体調もあまり良くないし、調子も悪い。今も北海道に戻らず、久留米でお世話になっています。 
 

宇野 紅音

自力自在に。ずっと、決勝には乗っていたけど、初めて勝つ事ができた。かなり嬉しいですよ。変顔の写真でなく、今日は可愛い風でお願いします。 
 

川嶋 百香

流れを見ながらですね。自力は厳しいし、前の方にいたい。 
 

吉村 美有紀

自在に。今回は、お姉ちゃんに、セッティングを、がらっと変えてもらった。これでダメなら、自転車でなく、私の問題です。 
 

日野 友葵

取れた位置から。西島叶子さんが来て、地元の他のメンバーと一緒に練習をやっていた。中身の濃い練習はやれました。 
 

亀川 史華

取れた位置からですね。ずっと、感じは良くないし、現状の成績を受け入れないと。 
 
8R

 

竹野 百香

自力。しっかり練習はやってきた。今年は地元の四日市で優勝できて良いスタートを切れたし、頑張っていかないと。 
 

青木 美保

自在に。今は位置取りだけでなく、自力も出ているので。内容を求めながらも、良い成績も取りたいですね。 
 

西島 叶子

自力自在に。今は自力への拘りがなくなったから成績が安定してきた。松山競輪場で3日間、練習もやらせてもらったし、良い結果を出したいですね。 
 

高橋 朋恵

自在に。 
 

加藤 恵

何でもやります! この間は久米詩ちゃんに付けてみたくマークしてみた。だけど、付いて行けなかったし脚が足りない。着よりは、動けていると思います。 
 

黒沢 夢姫

取れた位置からですね。岐阜、和歌山と連続して決勝には乗れている。旦那も頑張っているし、私もの気持ちです。 
 

野崎 菜美

取れた位置からですね。高速イン切りとかもありそうだし、流れが早くなりそうです。 
 
9R

 

奥井 迪

自力。 今は体の使い方を意識的に変えている。腹圧とか意識しているけど、逆に型に力が入りすぎている。トレーナーさんに見てもらっていて、その方からのアドバイスです。もう少しで見えてきて、固まりそうな雰囲気はある。当面の目標は来月の久留米のオールガールズクラッシクです。
 

元砂 七夕美

取れた位置から。直前はサテライト観音寺で松浦悠士さんと一緒にトークショーがあった。コロナ渦になる前だから3、4年ぶりのトークショーだった。普段の競輪場と違い、温かい声援が多くて、新鮮でした。 
 

杉浦 菜留

自在に攻める。前回の松阪の補充は選手になって初めて。良い経験になりました。 
 

加藤 舞

自在に攻める。大きな落車をやってから、逃げるレースが減ってしまった。だから、前回の小倉の1着は、逃げても大丈夫だと言う自信にもなりました。次に繋がるレース、次に繋がるレースを心掛けている。 
 

佐伯 智恵

取れた位置からですね。成績は、まだ戻っていないけど、少しずつ良くなっている感じはありますね。 
 

川路 遥香

今回から、セッティングを大きく変えた。練習では強いと、藤田まりあに行ってもらえたので。 
 

浦部 郁里

前々から。ウエイトとかやってみたけど、自分には向いていないみたい。だから、今回は回転練習をやってきた。逃げるのは奧井さんで、元砂さんは前受けかな。あとは、加藤さんが奧井さん相手に、どう振る舞うかだと思う。逃げるラインの3番手にはいたいですね。 
 

今節のレース展望!


 
 今節はA級1・2班戦と、ガールズ競輪の二層制のトーナメント。前半のレースがA級戦で、ガールズBの2個レース、ガールズAの2個レースと続く。A級は、オールドルーキーとも言える34才の梅崎隆介(長崎・121期)が2場所連続優勝中。練習仲間が井上昌己であり、トレーニングの環境にも恵まれている。番手は九州で本郷雄三。ショート捲りも決まっており、競走得点も92点ある事から逆転も可能。中四国は地元の吉武信太朗に、岡山に移籍した今野大輔。もつれるなら一発は可能。中部はベテラン3人の連係で竹沢浩司、加藤寛治、松尾淳でカマシか捲り狙い。予選からは小浦凪、吉岡伸太郎、石塚慶一郎、福田要、日浦崇道が準決に進みそう。忘れてはいけないのが変身ポーズで有名な玉村元気。
 ガールズのBは、藤田まりあ、地元渡部遙、野口諭実可、畠山ひすい、宇野紅音が主力級。キャラが立っている野口諭実可は体調不良明けだが、自力でも強くなっている。復調している渡部遙、徹底先行の畠山ひすい、オールラウンダーの藤田まりあも乗れている。宇野紅音は1着は少ないが、連続して決勝に進出。
 ガールズAは奧井迪の独壇場になるのか。優勝から遠ざかっているが、ぶれない走りは選手の鏡だ。1周半、きちんともがくレースで勝つだろう。位置取りが上手いのは元砂七夕美で、的確に先行の番手を確保。青木美保は自力兼備で前々に攻めて、西島叶子は、直前3日間、バンクに入り合宿をやっている。競走得点高い竹野百香も基本は自力勝負だ。

 

二日目勝因敗因

1R



レース総評
赤板で押さえた川本が徐々にペースを上げて主導権を取ったが、4番手で構えた高鍋が最終2コーナーから一気に捲って快勝。番手の松丸も3番手の松本もしっかり続いて九州3人のワンツースリー。



動きチェック

1松本 大地

昨日は梶原大地の捲りに離れているが、今日は捲りの3番手で離れずぴったり。

2松丸 裕紀

二車単も三連単も松丸の差しから売れていたが、任せた高鍋が勝ちに徹した捲りで流れ込みの2着。

3高鍋 邦彰

意外にもこれが今年の初勝利。吉成の切り替えもなく4番手すんなりだったのが一番だが、踏み出した瞬間に「行っちゃうな」という感じの好スピードを披露。

4山本 貴章

途中まで展開はよかったが、高鍋の捲りに対応できず6着大敗。最後は逃げてくれた川本を交わしただけで真後ろの小林にも食われてしまった。

5小林 健

捲られたラインの3番手。前のスピードと後ろからのスピードが違いすぎたし、小林自身の力ではどうにもならないレースだった。

6吉成 晃一

単騎の7番手で見せ場なし。中団にいた高鍋がカマシにいって踏み合いになれば面白かったが…。

7川本 琢也

着だけ見れば7着7着だが、2日間とも風を切っているのは評価できる。
2R



レース総評
ブーメランで元の位置に戻った瀬口が内から日浦のハコ勝負に出たが、外の清水が厳しく締め込み番手死守。そのまま日浦の逃げ切り、清水のマークでゴールした。瀬口の後ろにいた喜納隆志が外の岡崎を捌いて3着に入る。


動きチェック

1日浦 崇道

瀬口だけを気にすればいいレースだったし、本人的にはやりやすいと感じていたのでは。下げてのカマシ捲りでも勝てたが、格上らしい前受けからの先行策で楽勝。

2清水 広幸

不意打ちのような感じで瀬口に内から来られたが、頭を出しながら厳しく締め込み番手死守。大本命の日浦にぴったり続いて2着を確保した。

3岡崎 昭次

内を来られてフワッとなったところを喜納に捌かれてしまったが、そのあとのリカバリーはまずまず。最後の直線もいい感じで伸びていた。

4屋宜 浩二

確定板は無理でも4着は取れる展開だった。捌かれた岡崎にキメられてしまったように近況はやや一息の状態。

5喜納 隆志

瀬口が番手に行ってくれたおかげでチャンスができた。最後は2着に迫る3着というより、4着になりそうな3着であぶなかった。

6瀬口 匠

最初から決めていたわけではなく流れの中での番手勝負となったが、「本職」の清水に完敗。コースが閉まらなければ日浦の内を抜けて先行していかのかも。

7長谷 俊昭

3対3対1の1で、初日に続いて単騎のレース。点数下位の7番車で回れる位置もなかったし、連日の大きい着は致し方なしという感じだ。
3R



レース総評
竹澤のカマシに飛び付こうとした福田がラスト1周で落車。本郷と乾も巻き込まれてしまったが、竹澤-松尾-金山の「線」は崩れず、人気を集めた3人で並んだままのゴール。終わってみれば二車単も三連単も一番人気の決着となった。



動きチェック

1竹澤 浩司

失格明けの今シリーズは連日バック線を取る軽快な動き。器用さがなくポカも多いが、純粋なタテの脚はS級通用レベルだ。

2本郷 雄三

任せた福田が目の前で落車してしまったし、あれはちょっと避けられない。不運としか言いようのないレース。

3松尾 淳

福田に絡まれても全く動じず自分の位置を守り切った。仮に福田が落車しなくても「ヨコの勝負」には勝っていた感じだ。

4福田 要

4車出してからの巻き返しはかなりキツいし、番手勝負も作戦の1つだったようだが、飛び付いたときにバランスを崩して痛恨の落車失格。

5金山 栄治

本線の3番手で3着に流れ込む。

6乾 庄平

福田と本郷に乗り上げ落車。

7玉村 元気

単騎で一発狙いのレース。最終ホームで仕掛けていたおかげで? 落車には巻き込まれなかった。
 
4R



レース総評
梅崎のカマシが見事に決まって独走のゴール。離れて追った井手は完全にバテて、この後ろから捲り上げた石塚ー中野が2着3着。後方に置かれた今野は全然捲れなかった。



動きチェック

1梅崎 隆介

赤板から打鐘にかけては少し中途半端になったが、抜け出してからのカマシは迫力満点! 番手の井手を千切り、石塚の捲りも寄せ付けぬ圧勝劇。

2今野 大輔

このメンバーで6番手だし組み立て大失敗。最終2コーナーから慌てて捲りにいったが石塚に併されてしまった。

3石塚 慶一郎

119期で22歳だがレースはけっこうクレバー。井手が離れたり遅れる展開も当然頭にあったはずで、行かせてからのバック捲りで勝ち上がり権利を手にした。

4中野 智公

昨日は番手で激しく暴れたが、今日は前に付いていくだけの展開になった。最後もうひと伸びする脚があれば…。

5宝満 大作

あの展開になると4着5着の勝負をするのがやっと。脚負けではない。

6井手 健

流れの中での仕掛けなら離れず付いていけただろう。任せた梅崎がスローな流れから一気にドンだとさすがにキツい。

7吉岡 伸太郎

今野に勢いをもらって外を伸びたが、さすがに前が遠かった。任せた結果なので本人も悔いなし?
 
5R



レース総評
逃げる梶原、捲る吉武の力比べは吉武に軍配が上がるも、2人のバトルを見ていた小浦が直線勝負で外を伸び、続く加藤が更に外を鋭く中部のワンツー。巧者の近藤が吉武を寸前交わして3着。



動きチェック

1吉武 信太朗

格下の梶原を捲るのにかなり手こずり、最後は伏兵の小浦に外を行かれてしまう。地元で最低決勝と思っていたはずだし残念無念。

2加藤 寛治

 これで初日特選からピンピン。前回の優勝から流れがガラリと変わった感じで、2日間とも余裕たっぷりのシャープな差し。

3近藤 誠二

最終4コーナーを回ってからは1着あるかもと思ったのでは? 地元の吉武にぴたりと続き寸前で交わすも、小浦と加藤に大外を行かれて悔しい3着。

4小浦 凪

吉武の仕掛けに被って内に包まれかけたが、そういう展開でも慌てないのがこの人のいいところ。道中脚を使っていないのもあって最後はよく伸びた。

5関根 彰人

何度か横に動いて梶原を援護したが力及ばず…。

6大庭 正紀

最終ホームも最終バックも一番後ろ。前2人が最後の最後に届くレースだし、この後ろではさすがに厳しい。

7梶原 大地

最後は脚の差で行かれたが本命人気の吉武に激しく抵抗。初日のレースも強く見えたし、前よりだいぶパワーアップしている。
6R



レース総評
打鐘の2センターから畠山が叩くと藤田が上手くスイッチ。遅れた中村が3番手に入り直し前団3人の争いとなったが、ゴールは藤田の楽差しで中村まで引き込んだ。畠山は3着に沈む。



動きチェック

1藤田 まりあ

初日はロングの仕掛けで3着に沈んだが、今日はきっちり勝つ仕掛けで、ライバルの畠山を3着に沈めた。この人はやはりこういう走りが合っているし競走センス抜群!

2畠山 ひすい

仕掛けは悪くなかったしスピードも出ていた。今でも十分強いが、このスタイルを貫いていけばG1タイトルも夢ではない。

3中村 由香里

 追うのは無理と判断してからは藤田の後ろにうまく入って脚を溜めた。2日続けての連絡みは久々だし、決勝も気分よく走れそう。

4永塚 祐子

4番手に飛び付き4着をキープするのがやっと。前受けからのレースは今日みたいに泳がされることがあるのでリスキーだ。

5大谷 杏奈

珍しく初手は一番後ろで畠山ー中村のカマシを追いかけたが、途中で遅れて外に浮いてしまった。

6日野 友葵

赤板前に藤田の後ろに追い上げた判断はよかったが…。畠山が仕掛けてペースが上がったときにあっさり離れてしまう。

7亀川 史華

後方で流れ込んだだけ。今の状態では前みたいなアグレッシブなレースは期待できない?
7R



レース総評
渡部のカマシに飛び付いた野口は初日と違って余裕綽々。真後ろから来た宇野に併せてタテに踏んで本命人気に応えた。不発になった宇野の内から吉村が2着に突っ込み、逃げた渡部が何とかギリギリ3着。



動きチェック

1野口 諭実可

真後ろから来た宇野に併せて3角番手捲り。初日は絶好ハコ展開で伸びなかったが、今日はスムーズに車が出ていた。

2渡部 遥

野口に踏まれたときは4着か5着まで沈むかと思ったが、持ち前の粘り腰を発揮して3着に踏みとどまった。悪くはない。

3宇野 紅音

初日も仕掛けていたし今は自力の気持ちが強いのかも。あのまま動かなければ2着はあったと思うが…。

4川嶋 百香

初手から一番先行しそうな渡部にマークしていたが、カマシの途中で口が空いて遅れてしまった。

5吉村 美有紀

良い判断で内に入って2着に伸びた。ガールズであのコースを突くの勇気がいるしガッツ満点。

6羽田野 愛花

最後は吉村の外だったような…。内に行ったことで踏み場を失い脚を余して終わった。

7福田 礼佳

初日と同じで後方のまま終了。
 
8R



レース総評
先行態勢に入った竹野を西島が一気に捲って川路も続いたが、叩かれた竹野が頑張って番手に飛び付き最後は差した。外併走になった川路はいっぱいになり、竹野にマークしていた高橋が外に持ち出して3着。




動きチェック

1竹野 百香

西島に気付くのがあと少し遅かったらあぶなかった。叩かれてからの差しなので本人的には納得していないかも。

2元砂 七夕美

珍しく組み立て失敗。後手を踏んで慌てて捲りにいったが車の進みは一息だった。

3西島 叶子

初日は「省エネ」の差し勝負だったし、その分も今日は力勝負と決めていた? 竹野が流していたのもあるが、ホームから仕掛けて一気に出切った脚勢は◎だ。

4高橋 朋恵

マーク屋らしく竹野の後ろにうまく入る。最近はずっと一息の成績だったし、今回の優出は本人的にもかなりホッとしただろう。

5佐伯 智恵

取れた位置からタテに踏んだが全然進まず不発。初日の7着で上位着が必要な状況だったし、もう少しシビアにいってもよかったような…。

6川路 遥香

西島と2人で出切りそうな勢いだったが、竹野が内から復活してきてジ・エンド。惜しい!

7浦部 郁里

位置を求めてゆっくり上昇したが、どこにも入れてもらえなかった。
9R



レース総評
両加藤が踏み合った上を奥井が豪快に捲り2連勝。初手から奥井ジカの杉浦、好スイッチ青木の2着争いは、内の青木が脚の差で踏み勝ち2着確保。青木に負けた杉浦が3番手に入り直して3着。




動きチェック

1奥井 迪

初日と同じような感じで、加藤舞が動いた上を更に仕掛けて捲り切った。2日間の走りを見ると決勝も期待できるし、昨年9月以来の優勝を目指して頑張る!

2青木 美保

奥井の捲りに判断よくスイッチして杉浦に踏み勝つ。初日の6着で「黄信号」が点滅していたが、きっちり2着をキープして勝ち上がりに成功。

3杉浦 菜留

近況は可もなく不可もなくという感じ。青木に飛び付かれて遅れてしまうが、後ろに誰もいなかったおかげで3番手で立て直せた。

4加藤 舞

2日間とも奥井を引き出すような仕掛けになっているが、前に出ようとする気持ちは伝わってくるし全然悪くない。

5加藤 恵

同じ名字の加藤舞に叩かれ苦戦。改めてガールズのレースは前受けが不利だなと感じた。

6黒沢 夢姫

青木の後ろにいたが途中で遅れ、今度は加藤恵の捲りを追いかけた。勝ち上がりのレースでは人任せになることが多く、今日も展開が向かなかった。

7野崎 菜美

2番手の内にいた青木に注文をつけて加藤恵の後ろに入ったが、そこでほぼ全ての脚を使って最後はいっぱい。

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    コンドルネット新聞

    武田一康(たけだかずやす)
    コンドル出版社代表取締役社長。熊本競輪情報協会会長。
    昭和23年4月24日生まれ。通称『社長』『武田さん』
    小学生の頃から競輪場へ出入りし、予想台に立つ父の英才教育のもと感性を磨き、有明工業高等専門学校を中退した後に19歳から予想業に携わる。
    かつてはゴルフショップや喫茶店などを経営し栄華を極めていたが、ある失敗を機に、やはり競輪が天職と悟ってからは競輪一筋。
    新聞業務は実弟で圭二氏(小倉競輪場キャスター、通称『専務』)、そして幸三氏との巧みな連係プレーで毎日とどこおりなく製作されている。
    2014年4月に実の長男が本社入りしたことで念願だった後継者が登場。したがって隠居は遠のいたが、そのぶん やる気と責任は倍増した。
    さらにコンビニネットでの新聞販売が容易となったことによる新規ファンの開拓も、記者魂を支える大きなモチベーションとなっている。
    競輪歴50数年のキャリアに裏打ちされた莫大なデータと情報を基に、歯に衣を着せぬコメントで競輪界の矛盾や問題点を様々なかたちで洗いだしており、いわば業界のご意見番的存在。
    熊本競輪場での場外車券販売がある限り、全国あらゆる競輪場へと足を運んでおり、年間300日近くの出張はここ10数年のルーティンワークだ。
    「あちこち、ガタがきとるが、じっとしていられん性分ったい」と生涯“徹底先行”を貫く気構えだ。
    口癖はもっぱら「おぉう、同年代の連中は、みんな定年やら引退やらで現場から離れてしまった」。

    66歳を迎えた今もなお、時には2000グラムのステーキをペロリとたいらげ、昼間には甘々なまんじゅうをむさぼり喰い、毎朝約1時間の散歩をノルマと課すなど、ドMともいえるストイックさで心身ともに充実。
    鋭い舌鋒も激しさを増すばかりで、e-SHINBUN1、2位の売り上げを誇るマンモス新聞を取り仕切る御大は、まだまだ手綱を緩めずにすべては競輪界発展のためにと健筆をふるっている。

    趣味はゴルフで、年に数回の肥後カントリークラブでのラウンドを心待ちにしている。
    あとはスーパー銭湯での骨休めは出張先でのハイライト。記念開催中など、競輪場近辺のスーパー銭湯で心地よい表情で湯船につかる武田社長の姿がよく目撃されているほどだ。
    ほかにも愛犬の散歩にドラマ鑑賞と幅広く、とくにサスペンスドラマは大のお気に入りで土曜サスペンス劇場や松本清張シリーズは大好物だ。
    競輪と共通する『推理』という要素が、御大の胸間を揺さぶるのだ。肥後のエグゼクティブ・武田社長の一挙手一投足から、これからも目が離せない。


    令和6年3月23日
    取手ウィナーズ カップは、1月の記念に特別がバカ売れしたので今回もと期待してたのに。ネットバブルも落ち着いたのか3日間で50億弱はガッカリ。その上に風が止み選手は走り易く成った事もあり、8Rは一人失格で6人落車。準決の3番は全て落車レースとは、これも3.92の大ギヤが原因してるのかも。決勝戦は、北井佑季には深谷知広が南関東、清水裕友に河端朋之が中国で、仲良しの115期コンビ伊藤颯馬と坂井洋は一応単騎。近畿トリオは男らしい窓場千加頼が先頭を志願したと言う事は死ぬ気で北井とやり合うのは間違いなく、そこを脇本雄太ー古性優作で捲りを決めるが私の予想。
    令和6年3月22日
    取手のウィナーズカップは裏で岐阜FⅠがスタートした事もあり初日より微増、このまゝでは80億を超えるのは難しいかも。発表されてる以上の風と重いバンクに力の無い追い込み型は全員討死。勢いある自力型が残り2日間も狙い。2日目は窓場千加頼と眞杉匠の1着を推奨したので信じた方はプラスだったのでは。3日目も全レースヒントを。

    1R、狙いたいのは地元、橋本壮史と補充、岡村潤。
    2R、3日目こそはで和田健太郎。
    3R、九州同期コンビ。
    4R、狙いは片岡迪之の頭。
    5R、島川将貴利す小川丈太の単。
    6R、熊本トリオで独占。
    7R、小林泰正から諸橋愛と志田龍星・岡本総の中部コンビ。
    8R、取鳥雄吾を利す久米康平がズバリ狙い。
    9R、寺崎浩平の頭で手広く。
    10R、深谷知広・清水裕友・北津留翼のボックス。
    11R、眞杉匠・古性優作の1・2着から3着流し。
    12R、脇本雄太―山田久徳で決まり。

    夜遅くは小倉ミッドガールズの初日。今回は7個レースなので全的します。
    令和6年3月21日
    取手ウィナーズカップの初日は、平日とは言え昼間は単独なら20億近くは行くかと思われたのに16億弱は少しだけガッカリも、レースは台風並みの強風に選手は悩まされた中、選考の関係で極端に力不足の選手も多く、それで絞り易いのは確か、そこら辺りを踏まえてヒントを。
    1R、このメンバーなら中川誠一郎。
    2R、佐々木悠葵ー黒沢征治。
    3R、岐阜コンビが狙い。
    4R、人気は渡邉雄太だけど怪しいので、風がそこ迄吹かないのを条件で、野田源一の2連対。
    5R、単騎に成った取鳥雄吾と島川将貴の表・裏。
    6R、北津留翼から買うか窓場千加頼の頭狙い。
    7R、嘉永泰斗ー荒井崇博。
    8R、森田優弥ー坂井洋に松谷秀幸をミックス。
    9R、北日本トリオが狙い。
    10R、小林泰正から筋違い。
    11R、松井宏佑ー佐藤慎太郎、穴で伊藤颯馬の連対。
    12R、単騎の眞杉匠は無条件で狙い。
    令和6年3月20日
    ネットバブルも一向に衰えない競輪界の売り上げ、暫くの間は続きそうで、これ迄はそこ迄好評でなかったウィナーズカップだけど、今年は間違いなく記録更新するのでは。独特な選考方法なので強弱の差は如何ともし難く、そして自力型が多いのは本命党には大歓迎。今年の舞台は高台に在る取手400バンクなので、強風が吹く事で有名。今回も初日から3日目迄は全レースのヒントを提供。番組はオーソドックスで優秀なのは楽しみ。


    1R、非情のライセンス東口善朋が連対の軸。
    2R、本命は和田健太郎ですが、狙いは野田源一。
    3R、島川将貴を抜擢。
    4R、狙いは河端朋之・隅田洋介の岡山コンビ。
    5R、佐々木悠葵の首位。
    6R、岡山コンビに瓜生崇智。
    7R、神奈川コンビで決まり。
    8R、中近トリオより狙いたいのは伊藤颯馬。
    9R、嘉永泰斗・山田英明。
    10R、北井佑季・清水裕友・北津留翼のボックス。
    11R、古性優作・脇本雄太。
    12R、深谷知広・松浦悠士・小林泰正のボックス。
  • 竹林一彦の競輪閻魔帳

     

     郡司盛夫と東晃が走っていた時代
     
    昨日、平塚のFⅠに郡司浩平が乗っているのに一瞬おどろいたが、そうだ郡司は今年S班ではないのだ、と思いなおし、S班じゃない選手が早々と年末のグランプリ出場を、来年のS班をきめていることに、あらためて思い至った次第である。
    初日の特選も今日(十九日)の準決も、郡司浩平と東龍之介のワン・ツーで、二車単の配当は百七十円に百十円だった。見た目、郡司は大楽だったけど、東はあやうい場面もあり、まさに、よくぞ大一番人気にこたえたと誉めたい。
    両人とも父君を競輪選手にもつ二世レーサーである。郡司盛夫(神奈川・50期)に東晃(神奈川・45期)。ともに地味だけど印象ぶかいマーク選手だった。二人が並んで走ったレースは記憶にないけど、おさらく何回も連係していることだろう。
    二人が走っていた、あの時代の競輪がなつかしい。と書き記したはいいが、その時代の競輪の総体など私にはわからず、懐かしさのえたいも知れない。ま、おそらく、さかのぼった時代の自分がなつかしい、というだけの話なのだろう。
    郡司さんの小柄な体躯をうっすらとおぼえている。郡司さんが正攻法に一人いて、他の八人が牽制しあい、大きく車間が空き、なんと郡司さんの逃げ切り、八人は追走義務違反で失格。どこの大レースだったか。青森? とにかく単勝の賭け式だけ成立した競輪を忘れないでいる。東さんのトレードマークだった髭もよく覚えている。
    決勝は渡邉雅也-郡司浩平-東龍之介。初日も同じ並びだった。また一本被りだろう。もし、渡邉に郡司盛夫-東晃なら、ズブズブより渡邉の残りだな。ぶつぶつ独語する。
     
    竹林一彦(たけばやし・かずひこ)
    一九五八- 東京生まれ、競輪育ち、予想紙「アオケイ」記者。

  • とかく・この世は金ばかり ~マッチーの七転八起奮戦記

    町田洋一

    元祖・戦う競輪新聞として名を馳せた伝説的専門紙「アカギ」の唯一の残党記者。 現在はアオケイを主戦場に、e-SHINBUNの制作に携わり検車場レポートなどで取材、執筆活動中。
    歯に衣を着せぬ激しくとめどない論調は、ファンが知りたい部分を包み隠さず伝えたいと言う想いから。 前橋の昼間の中継では硬派に解説し、ミッドナイトでは緩くニコニコ動画のいじられキャラを演じる。
    打倒ヤマコウがモットーなのか!?

    twitter
    https://twitter.com/matchyou1925

  • 西川ゆりのの「夢のゆりねっと競輪!」

     

     









     

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